今回は、0歳2歳の子供と一緒に山梨県にあるリニア見学センターに行ってきました。
施設自体はそこまで大きくはないですが、試験運行をした本物の車両の展示や、超伝導の実演、ミニリニアに乗ることもでき、子供も大人も楽しめました。
また、タイミングが合えばリニアの走行試験を見ることもできます!
実際の滞在時間や授乳室などリニア見学センターのようすを母親目線でご紹介していきます。
リニア見学センター
混雑状況
わたしたちがリニア見学センターを訪れたのはGW期間でした。
この日は雨ということもあったからか、それほど混雑しているという印象はありませんでした。
開館時間は9時ですがわたしたちは11時前に到着。駐車場もスムーズに停めることができました。
実際の滞在時間
0歳2歳の子どもとのんびり見て約1時間ほど滞在しました。
こどもがグズり始めたのと、お腹が空いたということで1時間ほどで切り上げましたが、クイズラリーをしたりワークショップでの体験、キッズコーナーで遊ぶようであれば2時間くらいは楽しめそうです。
走行試験の様子が見れたらもう少し楽しめそう!
走行試験はこちらの公式HPより確認できます>>
ただ、建物自体はそれほど大きくないのでサクサク見て回るようであればだいたい1時間くらいが目安の時間かなと思います。
入場料
一般 | |
一般・大学生 | 420円 |
高校生 | 310円 |
小中学生 | 200円 |
※わくわくやまなし館は無料
※土曜日は学生証の提示で無料
現金のほか、クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済の利用可能
未就学の子どもは入館無料です!
リニア見学センター<0歳2歳と過ごした様子>
リニア見学センターは駐車場から少し離れています。
駐車場から下っていくとリニア見学センター入口の看板が見えてきました。
高架下にトンネルの入口
中には電車と新幹線の絵が壁に沿って描かれています。速度の記載とともに描かれた電車と新幹線
かっこいい新幹線のイラストに息子と一緒にわくわく!
トンネルを抜けるとリニア見学センターまで続く坂道
あれ、まだ先が見えない..
このとき雨は降っていませんでしたが、子連れで雨だとちょっと大変かもしれないです。
2歳児とゆっくり歩き、どきどきリニア館まで10分弱かかりました。
【1F】試験車両の実物展示
入館料を支払い入場すると、すぐ目の前に現れたのがこちらのリニア新幹線!
2003年に最高時速581㎞/hを記録した試験車両。
実際に14年間走行試験を行った本物の車両を展示しているそうです。
このリニア新幹線に息子は大興奮!
わあぁ~~~~~!!!!
と言いながら新幹線の周りをウロウロ。一人で歩きまわって追いかけるのが大変。
リニア新幹線の入口を発見!中に入ることもできました。
リニア開発の年表
リニア開発の歴史の年表がリニア車両の模型とともに展示されていました。
リニア模型に息子は興味深々!
1962年(昭和37年)東京ー大阪間1時間を目指し新幹線の次の超高速鉄道としてリニアモーター推進浮上式鉄道の研究がスタート。
リニア新幹線の開発には半世紀以上もの歴史があるんですね。
【2F】ワークショップ
2階は体験するフロアとなっていました。
期間ごとにいろいろなイベントが開催されるようで、この日はNゲージリニア運転体験(参加費500円)やクイズラリーのイベントが行われていました。
そしてこのGW期間はワークショップ前に息子の大好きなプラレールの展示がしてありました。
Nゲージは、2歳の息子にはまだ早いので体験しませんでしたが、ここのプラレールに息子は大興奮。
しばらくここでプラレールを見ていました。(離れるときが大変でした)
ミニリニアで浮上体験
実際に磁力の浮上と磁力走行を体験できるコーナー
GW期間中でしたが10分ほど並んで乗ることができました。
パパと息子が乗車
こちらにゆっくり走ってきます
ミニリニアに乗れてご満悦の息子
3歳以下のこどもは保護者同伴で乗ることができます!
超電導ラボ
リニア新幹線に使用している”超電導体”の特性の実験を、スタッフの方がわかりやすく実演してくれます。
実演の時間になると、わらわらと人が集まってきました。
マイナス196度の液体窒素で冷却したネオジウム磁石が浮いています
レールの上には強力な磁石(ネオジウム磁石)が敷き詰めてあり、その上に液体窒素で冷却した磁石が一定の高さを保ったまま浮いています。
この磁石を軽く坂の方へ押し出すと、勢いよく坂を下りコースから外れることなく走りつづけます。
まわりからは、「おお〜〜〜」という声。
息子はプラレールの展示やミニリニアがお気に入りのようでしたが、私はこの実験が印象的でおもしろかったです!
1時間間隔で実演が開催されていました。
超電導のしくみ
実演以外にも超電導リニアの技術やしくみの実験装置がありました。
2歳の息子にはまだ理解できていませんが、ボタンを押したりハンドルを動かしたりと楽しそうに遊んでいました。
屋外見学テラス
超電導リニアの走行試験の様子をみることができるそうです。この日は残念ながら走行試験はしておらず見ることができませんでした。
事前に走行試験の日程を調べてから行く方がおすすめ。
>>試験運行の日程
【3F】ジオラマ
3階にはリニア中央新幹線開通後の山梨を舞台にした大型のジオラマがありました。
毎時10分、30分、50分より12分間上映
リニアシアター
こどもがグズり始めたので私たちは入りませんでしたが、こちらのシアターは時速500㎞の走行を映像と振動で体感できるそうです。
毎時0分、12分、24分、36分、48分より8分上映
飲食スペースはある?
3階に見学ラウンジがあり、飲食可能な休憩スペースや自動販売機があります。
見学ラウンジでは超電導リニアの試験運行の様子も見ることができます。
ただし、お弁当の販売やフードコートはないので、持参したおにぎりなどを食べる程度になります。
リニア見学センターの近くに道の駅つるがあり、そちらはレストランが併設されています。
おみやげショップ
”わくわくやまなし館”の1階にお土産コーナーがあります。
リニアや新幹線のグッズのほか、地元の名産品などを販売していました。
画像引用:公式ページ
2階には山梨県の観光情報やパンフレットが設置してあり、こちらにも飲食可能な休憩コーナーがあります。
画像引用:公式ページ
赤ちゃん連れでも大丈夫?
授乳室やおむつ交換台の設置があり、館内はスロープもあるのでベビーカーや車いすでも安心して利用できます。
授乳室・おむつ交換台
どきどきリニア館1階に授乳室があり調乳用温水器も設置されていました。
調乳用給湯器の用意もありました。
授乳スペースの様子
そのほか3階の多目的トイレにもおむつ交換台が設置されているそうです。
キッズコーナー
どきどきリニア館1階にはキッズコーナーも設けられていました。
雨の日でも楽しめる?傘は必要?
基本的に屋内なので雨の日でも楽しめますが、駐車場から離れているため傘は必須です。
リニア見学センター【詳細情報】
◆リニア見学センター | |
住所 | 〒402-0006 山梨県都留市小形山2381 |
開館時間 | 9:00〜17:00 (最終入館16:30) |
休館日 | 公式HPにてご確認ください。 |
電話番号 | 0554-45-8121 |
公式HP | https://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/index.html |
アクセス
車
東京・甲府方面から
中央自動車道大月I.Cを降りて一般道で15分
富士吉田・河口湖方面から
中央自動車道都留I.Cを降りて一般道で15分
電車・バス
JR中央線大月駅下車、駅前バス停よりリニア見学センター行路線バスにて15分
大月駅~リニア見学センター間の運賃は大人片道300円(小人半額)
>>そのほか高速バスでのアクセス、路線バスの時刻表など詳しくは公式ページをご覧ください。
駐車場
駐車料金:無料
普通車:140台
障がい者用駐車場:15台
駐車場は無料でありますが、リニア見学センターから離れているので小さな子どもは歩くのが少し大変です。
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