ふるさと納税で「旅行券が使える」と聞いても、
悩む人実際にどうやって使うの?失敗しない?
と不安になりますよね。
私自身も
「対象の宿はどう探すの?」
「予約のときに何をすればいいの?」
と、最初はハードルが高く感じていました。
でも実際に楽天ふるさと納税の旅行券を使って家族旅行に行ってみたところ、手順さえ押さえれば意外とシンプルで旅費も大きく節約できました。
この記事では、楽天ふるさと納税で旅行券を申し込むところから実際に宿泊で使うまでの流れを、初心者向けにやさしく解説します。



「これから使ってみたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
※実際にいくらお得になったかの体験談は、別記事で詳しくまとめています
関連記事:【体験談】ふるさと納税の旅行券を使ってみた|実際の費用とお得額を全部公開
楽天ふるさと納税で使える「旅行券」とは?
楽天ふるさと納税では、自治体への寄付の返礼品として宿泊や観光に使える「旅行券」が用意されています。
代表的なのが「宿泊観光周遊券」や「宿泊補助券」といったタイプの旅行券です。
これらは寄付先の自治体内にある対象の宿泊施設や観光施設で使える仕組みになっており、実質的に宿泊費や旅行費の割引として使えるのが大きな特徴です。
宿泊観光周遊券ってどんなもの?
宿泊観光周遊券は宿泊費だけでなく場合によっては
- 観光施設
- アクティビティ
- 地域内の対象サービス
などにも使える旅行券です。
今回わが家が利用したのもこのタイプの旅行券で、宿泊費の支払い時にそのまま金額分を差し引いて使うことができました。
紙クーポンと電子クーポンの違い
楽天ふるさと納税の旅行券には「紙クーポン」と「電子クーポン」の2種類があります。
紙クーポン
→ 郵送で届き宿泊施設で直接渡して使うタイプ
電子クーポン
→ 割引クーポンとして付与され予約時に画面上で適用する
自治体や返礼品によって形式は異なりますが、使い方自体はどちらもシンプルです。
わが家が使ったのは紙クーポンでしたが、予約時に「クーポンを使う予定」と伝えておくだけで当日は支払い時に渡すだけだったので、特に戸惑うことはありませんでした。
楽天ふるさと納税の旅行券が人気な理由
楽天ふるさと納税の旅行券が選ばれている理由は「節税+旅行」の2つを同時に叶えられる点にあります。
- ふるさと納税として控除対象になる
- 宿泊費を実質的に下げられる
また、普段から楽天市場を使っている方は「楽天ポイント」で寄付することができるのもメリットのひとつ。寄付の流れは楽天市場での買い物と同じなので、普段から楽天を使っている方なら迷うことはほとんどありません。
ポイントも無駄にならず、旅行費も抑えられるのが大きなメリットです。



次からは実際に使うまでの流れと失敗しないための確認ポイントを順番に解説していきます。
楽天ふるさと納税で旅行券を使う流れ
楽天ふるさと納税で寄付をするところから実際に旅行券を使うところまでの流れを解説していきます。
全体の流れはとてもシンプル。



大きく分けて3ステップ!
- 楽天ふるさと納税で旅行券に寄付する
- 旅行券を受け取る(紙 or 電子)
- 宿泊・旅行の支払い時に使う
それぞれ詳しく解説していきます
ステップ① 楽天ふるさと納税で旅行券を探して寄付する方法
楽天ふるさと納税で旅行券を使ううえでいちばん大事なのがこのステップ①
ここをしっかり確認しておけば、「使えなかった」「思っていた条件と違った」という失敗をほぼ防げます。
楽天ふるさと納税で旅行券を探す具体的な方法
楽天ふるさと納税のサイトから「宿泊券」「旅行券」と入力し検索します。
すでに行き先が決まっている場合は「自治体名+宿泊」もしくは「県名+宿泊」で検索するのがおすすめ。
- 「鳥羽市 宿泊」
- 「箱根町 宿泊」
- 「三重県 宿泊」
といった形で探すと、対象の返礼品が絞り込みやすくなります。





返礼品一覧は楽天ふるさと納税の検索画面から確認できます。
寄付前に必ず確認したいポイント
対象施設
旅行券が使える宿泊施設はあらかじめ決まっています。寄付後に「泊まりたい宿で使えなかった」とならないよう、対象施設は必ず事前に確認しておきましょう。
有効期限
多くの旅行券には有効期限があります。
すぐに旅行する予定がない場合は、期限内に使い切れるかをチェックしてから寄付するのがおすすめです。
繁忙期の利用可否
ゴールデンウィークや夏休みなど、繁忙期は利用できない場合があります。希望の時期に使えるかどうか、注意書きまで目を通しておくと安心です。
おつりは出ない
旅行券は金額を超えて使うことはできても、余ってもおつりは出ません。無駄なく使うためにも、宿泊費や旅行代金が券面金額以上になるように計画しましょう。
旅行券が使える対象施設は、楽天ふるさと納税のサイト内にあるリンク、または各自治体の公式サイト(HP)を検索して確認することができます。


楽天ふるさと納税サイト内からリンクをタップ


自治体のHPを検索し確認する
旅行券を利用するにあたって実際にありがちな失敗例やデメリットはこちらの記事でまとめています。
関連記事:【ふるさと納税】旅行券はお得?実際に使ってわかった損しないための注意点
旅行券を選ぶときのちょっとしたコツ
初めて使う場合は、
- 行き先がある程度決まっている
- 対象宿が多め
- 有効期限が長め
この3点を意識して選ぶと失敗しにくくなります。
「とにかくお得そうだから」という理由だけで選ぶより実際に使うイメージができるかどうかを基準にすると安心です。
楽天ふるさと納税で寄付をする



寄付をする前に、自分がいくらまで寄付できるか(寄付上限額)を確認しておきましょう。
限度額は年収や家族構成によって異なり、上限を超えると自己負担が増えてしまいます。楽天ふるさと納税のシミュレーターを使えば1分ほどで目安額がわかります。



ここまで確認できたらあとは通常の楽天市場と同じ流れで寄付するだけ!
先ほど調べた自身の寄付上限額(限度額)内で使えるクーポンを選び、寄付手続きを進めます。


確認画面で、寄付金の用途・ワンストップ特例申請書の希望の有無などそれぞれ当てはまるものを選択し寄付を申し込みます。





寄付の流れは楽天市場での買い物と同じなので、普段から楽天を使っている方なら迷うことはほとんどありません。
ステップ② 旅行券を受け取る
楽天ふるさと納税で寄付が完了したらあとは旅行券を受け取るだけ。



「寄付したらすぐ使える」と思いがちですが、ここにも事前に知っておきたいポイントがあります。
旅行券が届くまでの期間の目安
旅行券が届くまでの期間は自治体や返礼品の種類によって異なります。
- 早い場合:2〜3週間ほど
- 遅い場合:1か月以上かかることも
そのため直前の旅行で使いたい場合は注意が必要です。
「来月の旅行で使いたい」など予定が決まっている場合は、寄付ページに記載されている発送時期の目安を必ず確認しておきましょう。
紙クーポンの場合
- 郵送で自宅に届く
- 宿泊施設で直接渡して使う
(支払いは現地決済)



わが家が利用したのも紙クーポンで、申込みからだいたい2週間前後で自宅に届きました。
電子クーポンの場合
- マイページや専用サイトで管理
- 予約時にクーポンを利用して予約する
- 早ければ翌日〜数日で付与されることも
紙を持ち歩く必要がない反面、利用方法や提示手順は事前に確認しておくと安心です。



「すぐに旅行で使いたい」「直前で寄付したい」場合は電子クーポンの方が向いています。
ステップ③ 宿泊・旅行で実際に使う方法【体験談】
旅行券が手元に届いたら、あとは予約時 or 支払い時にクーポンを利用するだけ。ここでは、わが家が実際にやったことをベースに実際に使う流れを確認していきます。
予約時にやったこと
宿泊予約は、対象施設の公式サイトや予約サイト(じゃらん等)から予約可能。



今回わたしたちは『じゃらん』を利用して予約しました。
わたしたちが利用した宿泊観光周遊券には、
宿泊でご利用をする場合は宿泊予約をする際に『宿泊観光周遊券』とお申し出ください。
と記載があったので予約時、備考欄に「ふるさと納税の旅行券を利用予定」と記載して予約をとりました。





じゃらんで発行されたクーポンやポイントも利用できました!
支払いは現地決済を選択し、チェックアウト時にクーポンを利用して支払いを済ませます。
支払い時の流れ


当日は特別な手続きはほとんどありませんでした。
わが家の場合は紙クーポンだったため、フロントで「こちらの旅行券を使います」と渡すだけで宿泊費からそのまま金額分を差し引いてもらえました。
※電子クーポンの場合は予約時にクーポンを利用して予約。


もし宿泊費が旅行券の金額を超えた場合は、差額分のみを現地で支払う形になります。この差額は現金・クレジットカードなど、宿泊施設で通常使える支払い方法が選べることがほとんどです。
支払いは三井住友カード ゴールド(NL)で行い、次の旅行に向けてポイントを貯めていきます!



実際にわが家では、旅行券とクレカポイントを使って旅費を7.2万円削減できました。くわしくはこちらの記事で紹介しています。
関連記事:【体験談】ふるさと納税の旅行券を使ってみた|実際の費用とお得額を全部公開


ふるさと納税の旅行券|メリット・デメリット
ふるさと納税の旅行券は、上手に使えば旅行費を大きく節約できる一方で事前に知っておきたい注意点もあります。
メリット
- 実質自己負担2,000円で旅行費に充てられる
- 宿泊費や観光費を直接減らせる
- 普段は選びにくい宿にも挑戦しやすい
デメリット・注意点
- 対象施設や利用条件は自治体ごとに異なる
- 有効期限があり、期限切れには注意
- 繁忙期は利用不可の場合がある
- おつりが出ないため金額調整が必要
詳しい注意点はこちらの記事にまとめています
関連記事:【ふるさと納税】旅行券はお得?実際に使ってわかった損しないための注意点
まとめ|楽天ふるさと納税の旅行券はこんな人におすすめ
楽天ふるさと納税の旅行券は、事前にいくつか確認すべきポイントはあるものの流れさえ押さえておけば決して難しいものではありません。
特に次のような方には相性のいい制度だと感じました。
- 楽天市場をよく利用していてポイントも無駄なく使いたい人
- 家族旅行や宿泊を定期的に楽しんでいる人
- 旅行の満足度を下げずに宿泊費を大きく抑えたい人



もし条件に当てはまるようなら、まずは対象の旅行券を一度チェックしてみるのがおすすめ。
一方で、対象施設・有効期限・利用条件などの事前確認を怠ると「思ったより使いづらい」と感じてしまう可能性もあります。
だからこそ、楽天ふるさと納税の旅行券は寄付前の準備が9割。
事前に使える宿やスケジュールを軽くイメージしておくだけで、実際の旅行では支払いもスムーズ家計へのインパクトもかなり大きくなります。



「旅行は楽しみたいけど、できるところは賢く節約したい」という方には、ぜひ一度試してみてほしい方法です。
関連記事:【体験談】ふるさと納税の旅行券を使ってみた|実際の費用とお得額を全部公開








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