アニメ「ゆるキャン△」や「シン・エヴァンゲリオン劇場版」などのモデル駅として有名な天竜二俣駅。
今回は、そんな天竜二俣駅で転車台や鉄道歴史館の見学ツアーができるということで、電車好きの息子(3歳)と娘(1歳)といっしょに実際にツアーに参加してきました!
ガイドさんがイキイキとテンポよく解説してくださるので40分間のツアーもあっというま!
昭和感漂うレトロな木造建築や転車台など、見どころ満載です!
実際の滞在時間や子どもとツアーに参加した様子などをご紹介していきます!
天竜浜名湖鉄道 車両基地
天竜二俣駅は、現在の天浜線の本社がある駅で、施設の多くが国の登録有形文化財に登録されている貴重な駅です。
構内には、今では珍しい転車台や扇形車庫、鉄道歴史館などがあり、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のモデルの地となったことでも有名で、天竜二俣駅には多くのファンが訪れています。
滞在時間
今回は二俣駅にすこし早めについてしまったので、機関車公園に行ったりして時間を潰して過ごしました。
駅周辺を散策したりツアーの所要時間と合わせてだいたい1時間半ほど滞在しました。
見学ツアー自体は約40分。
ツアー料金
今回わたしたちが参加したツアーは、『ガイドと歩いていく!転車台&鉄道歴史館見学ツアー』になります。
予約は不要で、当日チケットを購入して参加します。
見学ツアーの料金は、
大人:600円
こども:300円(1歳〜小学生)
『洗って!回って!列車でGO!乗車体験ツアー』は、実際に列車に乗ったまま洗車機の中に入り、列車を洗車。転車台の上に移動して回転を体験することができるそうです。
乗車体験ツアーの料金は、
大人・こども:一律900円
こちらは定員があるので予約が必要です。
新世紀エヴァンゲリオンのモデルとなった『第3村』
浜松市の天竜二俣駅といえば、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の第3村のモデルの地としてファンの間では有名です。
今回はちょうどコラボ期間ということで、駅名看板が『第3村』に変更されていました。
いたるところに『第3村』の表記が!
売店にもエヴァンゲリオンのグッズが販売されていました。
◆ コラボ期間
2024年7月20日(土)~2024年9月30日(月)
また、アニメ『ゆるキャン△』の聖地が静岡県各所にあり、天竜浜名湖鉄道や駅がゆるキャン△Season2にも出てきます。
天竜浜名湖鉄道では、エヴァンゲリオンやゆるキャン△のラッピング列車の運行もしています。
「転車台&鉄道歴史館見学ツアー」に参加してみた!
見学ツアーは、月〜金は13:50〜の1回、土日祝は10:50〜と13:50〜の2回行われます。
チケットは当日、待合室にあるきっぷ売場にて購入することができます。
ちょうど夏休み・お盆期間ということで、田舎にある小さな駅ですが多くの人で賑わっていました。
想像以上に人がいてびっくり。
木造のレトロな雰囲気の待合室。
待合室にエアコンなどの設備はないので夏場は暑い。冬はストーブとか出るのかな?
ツアー中は基本外で話を聞くことになるので夏場はなかなかの暑さ。逆に冬場だったら暖かい格好で来るのが良さそう。
チケットを4枚購入。
メガホンを持った年配の女性の掛け声で、見学ツアー参加者は駅のホーム内に入っていきます。
わくわく!
ガイドさんが、「日傘使う人はあるから言ってねー!」と何度か声をかけてくださいました。
「いいのー?日傘いらない?暑いよ!」
って、親切な年配ガイドさん 笑
たしかにツアーに参加して思いましたが、炎天下のなか話を聞くので手が空くようであれば夏場は日傘があった方がいいです。
ガイドさんがメガホンを使っていろいろと説明してくれます。
見学ツアーの参加者はだいたい30名くらいかな?
参加者の中にはしっかりメモを取りながらガイドさんの話を聞く男の子も!
ガイドさんの後について車両基地まで歩きます。
途中、線路上に列車がいくつか停まっていて色んな種類のラッピング車を見ることができました。
高架貯水槽
昔走っていた蒸気機関車への給水に使われていたものだそう。
運転区事務室
木造づくりの趣ある雰囲気。
登録有形文化財の運転区事務室、運転区休憩所、運転区浴場などが並び建ちます。
なんだかタイムスリップしたような気分。
こちらなんと、今でも現役で使われている事務所なんだとか!
一瞬、ええ!?と驚きました。このレトロな雰囲気漂う文化財に囲まれた空間でお仕事をされている方がいらっしゃるんですね。
タイル張りのお風呂
こちらは昔、SLの運転手さんが使っていたお風呂。
現在は使われておらずヘッドマークが飾られています。
運転区事務室エリアを抜けると転車台と扇形車庫が!
こちらは1940年に建設された木造の扇形車庫。補強されている部分もありますが、原型はそのまま。
現在は1〜4番までしかありませんが昔は6番まで車庫があったそうです。
転車台
こちらも1940年建設、84歳の転車台。
今でも現役で活躍している転車台です。
84年経ってもしっかり動いているなんてすごい..
SLの重さは約60〜70トンあるそうですが、昔はこの転車台を人力で動かしてたというから驚き(゜゜)
列車が転車台に乗り実際に回転しているところ。
電車が回ってるー!!と楽しそうな息子。
現役で活躍している姿を見られるのは全国でもごくわずかなんだとか。
現在は車両が両方向に進めるため方向転換のための使用はされていませんが、車両の整備などをするときに転車台が活躍しているそうです。
鉄道歴史館
扇形車庫の奥にある鉄道歴史館。
こちらも昭和感漂う展示物がずらり。
車両基地が再現されています。
実際に走行している車両が並んでいました。
子連れで見学ツアーに参加してみて
真夏の暑い中のツアー参加でしたが、息子(3歳)は文句を言うことなく最後までしっかり参加できました。
車両基地までは説明を聞きながら少し歩きますが(5分ほど)自分の足で(往復)歩くこともできました。途中の回転台や扇形車庫の解説のときは少し飽きていましたが ^^;
1歳の娘は絶賛抱っこの時期なので、最初から最後まで抱っこで参加。親はちょっと大変 (^_^;)
ベビーカーでの参加はできないこともなさそうですが、ちょっとした階段があったり、歴史館は狭いので参加人数が多いと大変かもしれません。
↑ちょっとした階段(写真右側)
ガイドさんは年配の女性でしたが、この暑い中、テンポよく解説をしてくださる姿が強く印象に残っています。暑さに負けずハツラツとしていてすごいなぁ、と主人と一緒に尊敬の眼差しでガイドさんを見ていました。
説明もわかりやすくて天浜線についてグッと理解が深まり、想像以上に楽しいツアーでした!
機関車公園
二俣駅の向かい側に機関車公園があります。
公園といってもすべり台と鉄棒、ぶらんこがあるだけの小さな公園。
蒸気機関車が展示されています。
少しの間ぶらんこで遊んでいましたが暑いのですぐに撤収。
授乳室・おむつ交換台はある?
ざんねんながら二俣駅には、おむつ交換台・授乳室の設備はありません。
二俣駅付近でおむつ交換台・授乳室のある施設は、天竜児童館になります。
天竜児童館は二俣駅から車で6分ほどの場所にあります。
車両基地 見学ツアー【詳細情報】
参加したツアー詳細↓
◆ガイドと歩いて行く!転車台&鉄道歴史館見学ツアー | |
住所 | 〒431-3311 静岡県浜松市天竜区二俣町阿蔵114-2 |
開催日 | 毎日(予約不要) ※15名以上の団体は要予約 |
開催時間 | 土日祝:10:50〜/13:50〜 月〜金:13:50〜 |
所要時間 | 1回 約40分 |
集合場所 | 「天竜二俣駅」待合室 |
ツアー料金 | 大人600円 小人300円 ※小人は1歳〜小学生 |
アクセス
◆公共交通機関利用
天竜浜名湖線「天竜二俣駅」下車
◆車利用
新東名 浜松浜北ICより、国道152号線を北へ車で約10分
駐車場
駐車場は二俣駅すぐ隣が駐車スペースとなっています。約70台駐車可能。
無料で駐車することができます。
浜松で子どもが楽しめるスポットまとめ
浜松市の子どもが楽しめる施設・スポットまとめ!授乳室やおむつ交換台ベビーカーの貸出についても
浜松のホテル宿泊レビュー
0歳2歳と宿泊!子連れ旅行におすすめ!【ウェルシーズン浜名湖】こども用グッズとひろばが可愛い!口コミレビュー
コメント